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月の満ち欠けには、一つ一つの相がある。
眩しく煌々とした満月、やがて欠けてゆき、三日月、さらに猫の目のように細くなり、新月。
そして、また満ち始め、先ほどの逆を辿る。
月はそれぞれの相で異なった形を見せる。しかし、満ち欠けを繰り返すことは同じだ。
波も同じだ。高い波がやって来る。
波は通り過ぎる。一瞬、静かになる。
波と波の間の谷間。
そうして、また次の波が来る。